Last Updated 09/09/2002 

未 加 工 ブ ロ ッ ク の 利 用 方 法


ユーザーの方から、未加工ブロックの利用レポートを頂きました。
同じパーツでブロックを加工する方法をご案内しましたので、参考にして下さい。


未加工ブロックと押しボタンスイッチです。ブロックに組み込むには、穴加工が必要です。
未加工ブロックと小型ボリュームです。組み込み可能なボリュームは16型(丸い部分が直径16mm)が最大です。
穴加工を行う位置にマークします。
ボリュームの穴位置は正確に求めましょう。


加工完了
加工用ドリル「エンドミル-7mm」
ボール盤で穴をあけます。
ブロックをしっかり押さえていないと失敗します。怪我をしないように注意してください。
加工中



穴あけには、プラスチックでも割れにくい特殊なドリル刃を使用しました。お手元に無い場合は、径の小さいドリル刃(3mm程度)から順に大きい刃に替え、最後に目的の大きさの穴になるようにしましょう。
配線用リード線をあらかじめ半田付けてからボリュームをブロックに取り付けます。
半田こてだけを最初1〜2秒あて、接続部分を温めます。
ブロックスプリング部分の半田付けはプラスチックが溶けやすいので、手早く行ってください。

温まったスプリング部分へ半田をあてると、すぐに溶け出しますので、適量の半田を送り込みます。1〜2秒。






接続部分の半田がきれいに溶けた状態で、半田、こての順に離します。
こてを長く当て過ぎると、ブロックのプラスチックが溶けたり、半田部分の艶が無くなり(通称イモ半田)半田不良になりやすいので注意します。

そのような時は、もう一度少量の半田を流し直します。
完成状態




ボリュームつまみの回転方向と、抵抗値の変化量を一致させるために配線を交差させています。
ブロック表面に、配線シンボルを作成できるばあいは、このようにしてください。

シールプリンター等で透明シールに印刷して使用すると仕上りもきれいです。
完成状態





出来上がったパーツの使い方は、後日ご案内します。


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