電子ブロックとは?

構造
電子ブロックはプラスチックブロックの内部に、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、コイル、ICなどの電子回路素子を封入し、側面の導電スプリングと素子の端子を接続し、表面に電子回路記号と接続状態を刻印した電子回路構成用の規格化された電子部品です。
電子回路の構成は数分で完了

それぞれのブロックを実験用ブロック基板上に配列していくことで、電子回路の構成は数分で完了します。ブロックに取り付けられた導電スプリングを通じて電流が流れ、回路を構成する画期的な実験システムです。

定数変更は思いのまま

抵抗、コンデンサーなどの値を設定したり、変更した場合の実験観測は電子回路の研究においては極めて重要です。一般には面倒な定数変更も電子ブロックシステムでは、抵抗、コンデンサなどの目的の素子を抜き出し、差し替えるだけで簡単に行えます。

細かい計測も自由自在

電子ブロックで構成された回路では、素子表面に電子記号と配線先が刻印されている為、測定したい部位の選定が容易です。また、測定ではリード線取り出し用ジャックブロックを用いることで、測定リードの脱着も容易になっています。

実験基板は無限に拡張可能

電子ブロック素子を配列する実験パネルは5×4=20個のブロック配列できる基板が上下左右無限に連結できるようになっています。単一基板のみの簡単な実験から教室壁面を利用した大規模な実験まで基板の追加連結によって限りなく発展させることができます。


最新技術の導入が容易

電子ブロックシステムは次々と開発されていく新しい技術や素子にも柔軟に対応できます。新しい素子をブロックに封入し、既存のブロックに付加することで実験内容も広がります。

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